1推しによる現状分析

何も思いつかない。これからどうしていいかわからない。どうしたら心が整理できるのかもわからない。わからないことばかり。言葉が出ない。


超特急のボーカルであるコーイチが1月16日グループの脱退を表明した。正確には事務所とリーダーからの発表があった。授業終わりにファンクラブのメールが届く。「皆様に大切なお知らせ」。いやな言葉。けど、どうせまた注意喚起のメールだろう。一応開いてみるか。あまりの衝撃な内容に頭が真っ白になった。思考が止まった。思い返してみれば、あの時から私のコーイチに対する気持ちは止まったままなのかもしれない。


わたしが超特急を好きになったきっかけは、二回ある。一度はポリスメンのリリースイベント。当時はDISH//のほうが好きだった。(ちなみに橘推し。今も昔もタイプ。)一緒にリリースイベントをやったり、番組があったりDISH//と同時に目にする機会が多かった。顔がかっこいいなあと思ってたけど、ドハマりはしなかった。ちなみに当時はタクヤ推し。単純に顔が好きだから。笑 その後は、受験期に入ったってこともあり、フェードアウト。一時のマイブームだったのかなあという感じ。

二度目は、大学に入って知り合った友人が偶然DISH//と超特急を知っていた。その頃私は彼らがなにをやっているのかもつゆ知らなかったが、リリイベに行ったことを懐かしく思い出していた。今は何をやっているのかと尋ねると、なにやら「バッタマン」という歌を発売するらしい。なにそれ、ダサ。笑 でも、面白そうだから聞いてみる。やばい、面白いくてダサいのに、かっこいい。ファンとの掛け合いもすごく楽しそう。もともとモノノフであった私は、このようなネタ要素が強めな曲が好きだった。しかも彼らには、もうあのポリスメンのときのような芋感が消えつつあった。私が見ない間にあか抜けていたのだ。二度目の沼に落ちた私はここから8号車生活が始まった。


たくさんのライブに乗車してきた。初めてと二度目の代々木体育館、フェスにも足を運んだり、お得意の国際フォーラム、アルバム記念の豊洲ピット、ありえないほど近かったフリーライブ、NHKホールには靭帯を切ってまでも乗車した。5周年記念の武道館。そして、個人的にやってほしい、絶対に見たいと思っていた箱、横浜アリーナ。思い返せばきりがない。たくさんの素敵な景色を見せてくれた。ライブがあるから、大変なことも頑張れたし、生活の支えだった。毎日彼らの曲を聴いて、元気をもらっていた。


でも、ここ一年くらいコーイチの歌唱力の幅はどんどん広がっていた。特に、うたうたい。自分は抽選でタカシの回に参加したが、最後にコーイチが登場して二人で作った曲を歌ってくれた。そこで聞いた曲、吉野晃一チャンネルで聞いた曲。どれも超特急の曲とは少し様子が違うというか、表現したいことが違うような気がした。当時は、こーちゃんにはこんな一面があるのかあ。すごいなあ。もっと表現できる場が広まるといいなあ。程度にしか思っていなかった。


おそらく、これが「方向性の違い」なのだと考えていた。しかし、1月19日のブログと考え併せてみるとなんだかしっくりこない。本当の理由なんて8号車に説明したところで、賛否両論になるし、新たな誤解を招くだろうから、事細かく詳細になんて話さないんだろうな。そんな気がしてならない。ズレとは何だろうか。そのズレは7人で乗り越えられるものではないだろうか。


コーイチの脱退と同時に同じくらいの心配事があった。それは6人のことだ。私は、コーイチありきの超特急だと自分では思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。こんなに6人のことが心配でたまらなくなるなんて相当超特急というグループ一人一人のメンバーを好きだったんだなということを(皮肉にも今回のことがきっかけで、)思い知らされる結果になった。一人一人の気持ちを考えると胸が苦しくなって頭が考えることをやめてしまう。彼らの苦しみのことを考えたら、途方もないものだとわかるからだ。でも、それでも、彼らは前を向こうとしている。かねてから私は、超特急のメンバーはメンタル面がかなり弱いと思っていた。みんな優しすぎるが故、すぐ泣くし、今にも倒れてしまいそうな心をしているように見えていた。(ごめんなさい)でも、彼らはその何十倍にも強くなっていたんだ。というか強くならざるを得ない崖っぷちに立たされているのだ。「8号車を受け入れる」と一口に言っても、それはとてつもなく大変なことなんじゃないか。


こんなにいいやつの典型例みたいな6人のメンバーがそばにいたのに、どうしてその居場所を手放してしまったんだろうか。コーイチの考えている超特急を実現するにはそのメンバーとなら実現しないと考えてしまったということなんだよね?それがショックでたまらない。そこまでして貴方が得たかったものって何だったんですか。疑問は止まらない。きっと彼が何といってもわたしはそれを受け入れるキャパを、今現在、持ち合わせていない。東京ドームの夢はどうなるの?音楽番組の出演は?


彼のことを嫌いになれたなら、それでよかったのに、数年越しの想いを簡単に捨てることはできない。それくらい彼のことを心の底から応援していた、推していた。時間なんて関係ないのかもしれないけど、その間にたくさんの素敵な歌とパフォーマンスを私たちにくれた。彼の歌はいつまでも私のiphoneで再生できるし、彼の映像もいつだって見ることができる。彼は超特急として活動できて幸せだったのだろうか?この疑問が私の心のなかの大半を占めているのだが、彼の笑っていた顔をみると、どうしてもこの笑顔が嘘には見えなくて、つられて笑ってしまうのだ。「超特急は僕の宝」。ブログのその部分だけは信じたい。でも、どうしてそれを手放したの?何度でも問いますよ?


きっと彼なりに悩んだのだろう。事務所云々の話はさんざん8号車の憶測をいやというほど見たのでここでは触れません。触れても意味がない、予測は意味がないと思っているからです。そうですよね?リョウガくん?


これから吉野晃一並びに6人の超特急がどうなっていくのかわかりません。きっと本人たちでさえも分からないでしょう。今は胸を張って応援したいという気にはなりません。自身もないし、どんな気持ちで応援したらいいのかも正直不透明です。でも、彼らの動きを見守りたいと思います。


だけども、それでも、コーイチくん、晃一くん、わたしはあなたのことが大好きです。正直戻って来てほしいよ、嘘だと言って欲しいよ。泣き言は、もうこれくらいにしておきます。それにしてもあなたに言いたいことは腐るほどありますが、それを跳ね返せるくらい、自分のやりたいことやってください。6人に失礼のないように。恥ずかしくないように。それが8号車と6人を悲しませた償いになるんじゃないですか?